中村創が観光ツアーで訪れた龍子記念館について

先日、中村創は美術館巡りの観光ツアーで龍子記念館を訪れました。画伯のことはよく知らなかったのですが、展示物を眺める内にその人となりに興味を持ちました。絵画作品のモチーフとなっていたのは寓話や説話などです。そのため、何の予備知識がなくても作品世界に入り込むことができました。絵画を鑑賞しながら、繊細な色味をどのようにして表現しているのだろうと不思議に感じたのですが、実際に使われたという墨や連筆、岩絵具などが展示されていましたので、そこからあれこれ想像することができました。中村創は、龍子記念館を訪れるまでこのような素晴らしい画伯が存在した事実を知りませんでした。観光ツアーに参加して本当に良かったと思いました。敷地内には、画伯のアトリエも残されていました。当時の雰囲気をそのままにとどめたアトリエは、建物そのものが芸術作品のようでした。画伯の名を冠した公園には、風流な庭園が設計されていました。この設計も画伯によるものという話を聞いて、そのセンスに感服してしまいました。