六本木観光の新名所である国立新美術館と中村創

六本木に大きな美術館ができ、六本木の観光名所の一つとなっています。それが国立新美術館です。先日中村創も初めて国立新美術館に行ってきました。六本木の喧噪から少し離れたところに突如現れる現代建築的な建物、それが国立新美術館です。文化庁メディア文化祭など若手芸術家たちの作品が並ぶなど、新しい美術館というだけあり、歴史伝統的な作品が並ぶ展示が多い国立美術館とは違い、未来を感じさせるライナップの作品が並びます。また周辺にはおしゃれなレストランなども並び、芸術を楽しみ、食も楽しむという観光ができます。六本木の新名所として注目の場所です。近くにはサントリー美術館などもあるので、美術館のはしごをしても楽しいかもしれません。中村創も久しぶりに六本木に行きましたが、六本木がアートの町として進化し、アートの発信場所としてなりつつあるということを感じました。都会の真ん中で芸術をゆっくり楽しむ大人な観光はいかがでしょうか。 南青山付近の観光名所である根津美術館に家族と一緒に訪れました。この美術館は日本や東洋の古美術を専門に扱っていて、国宝や重要文化財なども多く所蔵していると聞き、日本の古美術が好きな中村創の両親と一緒に観光で行きたいとずっと思っていました。ついに念願がかなって根津美術館に行くことになったのですが、中村創はこの美術館に行く前まではてっきり文京区の根津にある美術館だと勘違いをしていました。ですが根津美術館の根津とは根津嘉一郎さんの所蔵していた美術品を展示しているのでその名前がついていることを知ってとても勉強になりました。館内は所蔵品の種類ごとにいくつかに分けられて展示されていたのでとても見やすかったです。その中でも中村創達親子が特に興味を持ったのが工芸品が展示されているフロアでした。陶磁器や染織などに限らずに、金工や刀剣なども展示されていたのも見所です。またこの美術館の目玉の一つである古代中国の青銅器は特製のケースと照明を用いて展示されていたので、非常に趣が感じられました。 中村創は先日、東京観光をした際に、赤坂にある「サントリー美術館」を訪問しました。この美術館は、名称の通り、日本有数の酒造メーカーの社長が1961年に「生活の中の美」をテーマとして開設したものです。サントリー美術館は、「中村創立」の美術館であり、そのようなところは多くが戦前の実業家のコレクションを中心としているのに対して、この美術館は戦後に確固たるテーマを持って作品が集められている点が特徴的で、中村創は前々から興味を持っていたのです。これは、同じサントリーが運営している大阪市にある「サントリーミュージアム」には近現代美術が集められているのと比較すると面白いです。また、観光地として選ぶ決め手となったのは、江戸切子や薩摩切子、ガレなどのガラス工芸品を多く収蔵している点です。ガラス工芸は、見る者を惹きつけてやまない、魔性の魅力があるように、中村創には思えるのです。その他にも、この美術館には国宝の螺鈿を使った蒔絵手箱など、興味深いものが沢山ありました。